光通信におけるTOSAの役割について

私たちの日常は、インターネットを利用することに終止しています。朝起きてまずインターネットを利用していろいろな情報を取り込み会社に出勤します。会社に出勤した際にも、コンピューターなどを使っていろいろな人との通信を行い仕事を進めていきます。このようにして私たちは日常の多くの場面でインターネットを利用することになるわけですが、その元となるのが光ファイバーを用いた回線網です。

インターネット回線は、世界中に多数の網の目のように張り巡らされていますから、その工事を行う際の作業現場の数というのも大変莫大なものになります。またインターネットで基幹部で使用する光ファイバーへの光の導入は、レーザーダイオードを利用しています。この光ファイバーへのレーザー光の導入は、上手にやらないと光損失を起こしてしまうということがあります。かなり制限を持った範囲で光ファイバーへの光を入れてやる必要があります。

このような細かい光ファイバー接続作業を簡単に行うようにできるようにしたものが、TOSAとROSAです。TOSAは、レーザダイオードから光を光ファイバーに入れることを目的として作られているアッセンブリーです。光を入れる角度などについてもきちんと調整をされ、光ファイバーを差し込むだけでレーザー光を光ファイバーに入れることが可能となっています。このようにTOSAを利用することによって、世界中のどこでも簡単に光回線網を作ることは可能となってきています。

TOSAとROSAを組み合わせることによって、インターネットが形成されていると言っても過言ではありません。